鼻の下のひげがチャームポイントらしい。
深夜1時ごろ、終電に乗って友人が来てくれた。
猫にあげる用の卵と我々の食料としてアイスも買ってきてくれた。多謝。
かつて猫を保護したこともあるらしく、猫用ミルクの代わりとして
牛乳と卵黄を混ぜたものをあげたらいい、との情報をくれたので早速つくってあげてみたところ、さっきまで見向きもしなかったのが今度はちゃんと飲んでくれた。
ついで子猫ならゆで卵を食べるという情報もネットで入手したので、これも茹でて潰したものを与えてみたら結構な勢いで食べてくれた。
食べるのが下手なせいで顔面タマゴまみれになってたけど。
とりあえずこれで安心である。
猫の方もさっきまでずっと鳴いてたのに腹がふくれて安心したのか、そのあとは急に静かになってそこらへんで寝始めた。
子猫の寝顔は世界を救うな。
猫が寝静まったあとは、友人と今後のことを話し合ってた。
基本的には、うちに置いておくわけにも捨てるわけにもいかないから引き取り手を探さなきゃいけない。
動物病院は里親探しの仲介をしてくれるところもあるらしいけど、基本的に預かるのはムリ。
猫カフェで育ててくれないかと思ったけど、近隣の猫カフェのHPを見ると引取りは行っていない旨の表示。
京都の動物愛護団体は「現在動物の引き取りは中止しています。」
里親探し用のSNSみたいなのも結構あったものの、募集欄を見る限り見つからないまま募集終了になってる猫が大半だった。
うーん、八方ふさがり。
まぁ、そりゃ簡単に猫を預かってくれるような場所があるなら捨て猫、野良猫なんて問題は発生しないわけで。
なんとかなるだろう、と軽い気持ち(というわけでもないが)で拾ってしまったけれど、
これは大変な試練になりそうだ・・と頭抱えながら夜明けを待つのでした。
③へつづく
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